電子書店パピレス、同人誌などの個人電子出版の委託販売を開始

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電子書店パピレス、同人誌などの個人電子出版の委託販売を開始

同人誌の委託販売サイト。すでにさまざまな同人誌が販売されている

　株式会社パピレスは、同人誌などの個人電子出版の委託販売を開始した。まずは、450サークル、約3,000誌のラインナップでスタートする。コンテンツの販売価格は300円から3,000円程度で、平均価格は850円ぐらいとなる。

　「委託販売フロア」で取り扱う商品は、アニメ、CG集、漫画、ゲーム、音声・音楽、ノベルス、ツール、雑誌など幅広い。従来、個人出版物は専門会社を通して一般書店などに配布する方法、コミックマーケットなどで販売する方法が取られていたが、製作コストに十数万円から百数十万円程度必要となるのがネックだった。電子出版を用いることで、コストを大幅に下げることができるほか、Shockwave PlayerやWindows Media Playerを利用した動画や音声コンテンツの販売も可能になる。

　パピレスでは現在、掲載タイトル数11,508冊、月間35,000冊の電子書籍を販売している。今後、ユーザーから委託販売の依頼が寄せられれば、随時「委託販売フロア」に掲載していく方針だ。また、ユーザーが紙媒体として制作したコンテンツもデジタルデータに変換制作するとしている。

関連情報

■URL
　パピレスの同人誌販売サイト
　 http://www.papy.co.jp/act/d_top/

（岡田大助）
2003/08/04 12:03

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