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エイ・エヌ・テイ、Linux向け商用版Sendmailを発売開始


 株式会社エイ・エヌ・テイは5日、Linuxプラットフォーム版である「Sendmail Advanced Message Server 2.1J for Linux(SAM)」、「Sendmail Single Switch 3.1J for Linux(SSS)」のパッケージを8月18日より発売すると発表した。価格は、SAMが50メールボックスで234,000円、SSSが1~3CPUで745,000円。対応OSは、Red Hat Linux Advanced Server 2.1。

 SAMとSSSは、すでにWindows向けに提供されている「Sendmail Advanced Message Server(Windows版)」と「Sendmail Single Switch(Windows版)」をLinux向けに改良したもの。オープンソースソフトウェアである「sendmail」を商用向けに安定化や機能強化などを行なっているという。

 SAMは、メールホスティングに必要なSMTPやPOP3、IMAP4サーバーをひとつのパッケージに統合したパッケージソフトだ。特徴的としては、複数ドメインの個別管理・運用ができるマルチドメイン対応や、SMTP認証機能、Transport Layer Security(TLS)を用いた暗号化、総合行政ネットワークLGWAN(Local Government Wide Area Network)への対応などが挙げられる。

 SSSは、社内のグループウェアを保護するためのメールプロテクタソフトだ。メールサーバー間の経路暗号化や、部外者やスパムメールの侵入を防ぐことによって、メールを保護する。そのほかにも、MAPSやORBLなどのスパム対策団体・データベースやドメイン名、IPアドレスをもとにスパムブロックを行なうことが可能だ。オプションには、メールを保存する「Sendmail Message Copier」や、添付書類のフィルタリングを行なう「Sendmail Attachment Filter V2」、メッセージの追加機能を担う「Sendmail Message Appender」、ウイルス対策機能である「Sendmail Anti-virus Filter」などが用意されている。


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URL
  製品紹介ページ
  http://www.ant.co.jp/Products/products.html


( 大津 心 )
2003/08/06 19:15

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