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ネットユーザーの画面解像度が拡大の一途をたどる


 WebSideStoryが行なった調査によって、インターネットユーザーが使用している画面解像度が拡大の一途をたどっていることが明らかになった。今回の調査では、調査開始以来初めて世界で最も多く利用されている解像度が1024×768となり、これまで主流を占めていた800×600を大幅に超過した。

 前回調査時点の2000年1月4日には、1024×768以上の画面解像度を利用しているユーザーは33.97%だったが、今回の2003年8月4日に実施した調査では57.84%まで上昇し、半数を超えた。逆に前回調査時点で800×600以下の解像度の利用者は66.03%と過半数を大幅に超えていたが、今回の調査では42.16%と半数を割り込んだ。

 調査結果について、WebSideStoryの調査部門であるStatMarketのプロダクトマーケティング担当副社長Geoff Johnston氏は「何年にもわたって開発者とコンテンツプロバイダはページにもっと多くの情報を入れたいと望んできたが、画面解像度の小ささに束縛されてきた。このことは変わりつつある。ひとつ注意しておきたいことは、米国のWebユーザーが世界のユーザーに比べてこの分野で遅れているということだ」とコメントし、地域差があることも指摘している。


前回調査では、1024×768以上の画面解像度を利用しているユーザーは33.97%だったが、今回の調査では57.84%まで上昇した

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URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.websidestory.com/pressroom/pressreleases.html?id=204


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2003/08/08 11:57

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