シマンテックは12日、複数サーバーを一元管理できる機能を追加したゲートウェイソリューション「Symantec Web Security 3.0」を9月12日より販売すると発表した。価格は、10~24ライセンスの場合でライセンス単価5,200円から。
Web Security 3.0は、ネットワークのゲートウェイに設置することによって、Webベースのトラフィック(HTTPとFTP)におけるウイルス対策とコンテンツフィルター機能を提供するソフトウェアだ。1回のスキャンでウイルス対策とコンテンツフィルタリング機能を実行することができる。Web Security 3.0では、新機能として複数のサーバーを一元的に管理する機能が追加された。
一元管理が可能になったことで、複数台のWeb Security 3.0を利用している場合でも、1台のWeb Security 3.0でウイルススキャンやコンテンツフィルタリングの設定を変更すれば、ネットワーク上で起動しているほかのWeb Security 3.0へ変更が自動的に反映される。変更した設定やポリシーは、ネットワーク全体に反映する以外にも、特定のユーザーやグループを指定して反映させることも可能だ。
また、従来のバージョンにも搭載されていた、新種の可能性がある攻撃を自動的に検知・対策するシステム「デジタル・イミューン・システム」や、31種類のカテゴリーに分別されたURLリストなどは、Web Security 3.0にも継承されている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.symantec.co.jp/region/jp/news/year03/030812a.html
( 大津 心 )
2003/08/12 13:47
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