株式会社コンピュータ・エージ社は18日、日本の情報サービス産業各社の業績や従業員に関するデータをまとめた「2003年情報サービス産業売上高ランキング」を発表した。
2003年6月に実施、170社から有効回答を得た調査をもとにまとめたもので、2002年までの調査からIT資格および給与・雇用に関する調査項目を拡大したという。
同調査によれば、業績部門では売上高・経常利益ともNTTデータが、営業利益率ではインテリジェントウェイブがトップ。売上高では1位NTTデータが約7,807億円、2位NTTコムウェアが約3,701億円、3位大塚商会が約2,982億円とNTTデータが他を引き離している。
一方、給与・雇用面では、大卒35歳平均年収ランキングで住商情報システムが平均年収839.3万円でトップ。UFJ日立システムズ(806万円)、富士通テクノシステム(800.0万円)が続く。女性従業員比率の高い企業では第一生命情報システムが51.0%、ニッセイコンピュータが46.2%、トランス・コスモス42.5%とトップ3企業ではほぼ半数を女性が占める。
資格取得者では、情報セキュリティアドミニストレータ取得者ではJIEC(236人)、ORACLE MASTER取得者は日本ユニシス(1,880人)、SAP R/3認定コンサルタント取得者では日立情報システムズ(573人)がそれぞれ1位となっている。
調査結果の詳細については、コンピュータ・エージが発行する8月18日発売の「月刊コンピュートピア」9月号(業績編)、および9月18日発売の10月号(人材編)に掲載される。価格はいずれも800円。
関連情報
■URL
コンピュータ・エージ
http://www.computer-age.ne.jp/
( 工藤ひろえ )
2003/08/18 18:20
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