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18日のBlasterウイルス関連情報~IPAやNACなど

~18日15時時点での亜種感染者は計5件に留まる(NAC調査)

◆情報処理振興事業協会(IPA)
 IPAは18日、ウイルス「Blaster」に関する情報を更新した。IPAに寄せられた相談・届出件数は累計2,080件以上になり、特にホームユーザーからの相談を多く受けているという。また、IPAが測定しているTCP135番ポート宛てへのパケットは、依然として米国・日本からのパケットが高水準を保っているため、対策が急務であると警告した。

 また、万が一感染してしまった場合の対処方法として、Windows XP向けの詳細な対処方法も掲載している。
http://www.ipa.go.jp/security/topics/newvirus/msblaster.html

◆経済産業省
 経済産業省は18日16時時点での被害状況を更新した。同省への届出や相談件数は17日が130件、18日が100件で累計1,030件となった。JPCERTなどの報告では、17日、18日ともに「ネットワークの過負荷が見込まれるほどの著しい増加は見られない」という。また、同省では個人の感染者が増大していることから、パソコンメーカー各社に対応強化を要請し、これを受けて各パソコンメーカーは緊急窓口を設置した。
http://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/BlasterReport.html

◆日本ネットワークアソシエイツ(NAC)
 NACは、18日15時時点での被害状況を公開した。18日時点で同社のウイルス対策ソフト「McAfee VirusScan ASaP」によって検知・駆除した総数は企業数で550社、被害マシン数で2,634台。また、ウイルス「Blaster」の亜種「Blaster.B」に関しては、17日に1件、18日15時点で4件の感染報告があり、合計5件の感染が確認されているという。また、同社に寄せられた相談件数は16件とのこと。
http://www.nai.com/japan/

◆トレンドマイクロ
 トレンドマイクロでは、ウイルス「Blaster」の急激な感染報告の増加を受けて、企業の情報システム管理者を対象とした「WORM_MSBLAST.A対策」無料セミナーを開催する。8月22日に東京。8月29日に大阪でそれぞれ開催。申し込みはWebサイトで受付け。
http://inet.trendmicro.co.jp/seminar/tmesss.asp

◆シマンテック
 シマンテックは、報道関係者やユーザーから問い合わせ多数につき、「W32.Blaster.Worm」の緊急対策セミナーを無料開催。8月20、21日に東京、8月22日に大阪で開催。定員は東京が各200名、大阪が100名。申し込みはWebサイトで受け付け。
http://www.symantec.com/region/jp/event/blaster.html


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( 大津 心 )
2003/08/18 19:06

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