株式会社ACCESSは、地上デジタル放送のデータ放送に対応したデジタルテレビ用ブラウザ「NetFront v3.0 DTV Profile」をリリースした。この秋発売の国内数社のデジタル放送対応製品に採用される予定という。
「NetFront v3.0 DTV Profile」は、社団法人電波産業会で策定しているBML(Broadcast Markup Language)などのBSデジタル/CS/地上デジタル放送のデータ放送規格に対応するブラウザ。情報家電向けブラウザ「NetFront」の設計思想を継承し、さまざまなプラットフォームへの容易な搭載を実現したという。
BMLに加えHTMLもサポートした「NetFront v3.0 DTV Profile Advanced Edition」では、Webサイトを大画面で閲覧できる。テレビ向けに最適化されたインターフェイスを搭載し、Macromedia Flash 6.0やRealNetworks Helix DNA Client、Adobe Reader for NetFrontなどのプラグインのサブライセンスと追加実装が可能だ。
なお、NetFront v3.0 DTV Profileの採用製品については、現時点では具体的な会社名などは公表できないとした。
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■URL
ニュースリリース
http://www.access.co.jp/press/030819.html
関連記事:電波産業会、デジタル放送の標準規格体系整備を完了
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0606/digi.htm
( 釜谷 建 )
2003/08/19 13:22
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