株式会社バガボンドは18日、同社が提供しているセキュリティ情報サービス「Scan Security Wire」にて、ネットワークセキュリティに関するアセスメント調査を実験的に行なうと発表した。
調査は、毎週モニター400人から回収したオンラインアンケートを基に、ウイルス被害や被害状況、発生した事故・事件の影響度などを評価する。バガボンドでは、従来より月次での調査は行なっていたが、短い期間で調査を行なうことにより、従来では把握しきれなかったセキュリティ事件における企業活動への影響を測定するのが狙い。
調査結果の要約は、Webサイトや同社の情報サービスに掲載するほか、一定期間の調査結果をまとめ、資料として配布する予定だ。バガボンドでは第1回目の調査実験として、「リコー、帯広市の戸籍データを紛失」事件について、リコー社に対する技術や事後対応などの印象を調査した。
調査によると、リコー社に対する印象は「やや不安である」「不安である」が全体の5割を超えており、「今後は同社を利用したくない」という回答も60%弱あった。このことから「事件が同社の信頼に対してマイナスとなったことが見て取れる」とバガボンドは分析している。
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ニュースリリース
http://vagabond.co.jp/top/pressr/press/200308181.html
( 大津 心 )
2003/08/19 17:09
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