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シマンテック、中小企業向けセキュリティ対策パッケージ2製品


　シマンテックは19日、中小企業向けのセキュリティ対策パッケージ「Symantec AntiVirus Small Business Edition 8.1（SBE）」と「Symantec Client Security Small Business Edition 1.1（CSS）」を9月12日より店頭販売すると発表した。価格は、SBEが5ユーザーパックで52,000円、CSSが5ユーザーパックで76,000円。

　SBEとCSSは、シマンテックが企業向けにライセンス販売しているセキュリティ対策ソフトを、中小企業などの中小規模環境での使用に合わせたパッケージ製品だ。通常のライセンス販売では、10ライセンス以上の購入が前提となっているが、SBEとCSSでは5ユーザーからパックになっているため、10人以下の企業での利用も可能となっている。

　同社のウイルス対策製品「Norton AntiVirus 2003」などを必要本数購入して利用する場合と、SBEやCSSを利用する場合との最大の違いは、セキュリティ対策管理が1カ所のコンソールから一元的に行なえる点だ。また、SBEとCSSにはゴールドメンテナンスが同梱されているため、テクニカルサポートの利用やウイルス定義ファイルの更新などを購入時から利用することができる。

　SBEは、クライアント用ウイルス対策ソフト「Symantec AntiVirus Corporate Edition 8.1 for Windows Client」、サーバー用「Symantec AntiVirus Corporate Edition 8.1 for Windows（NetWare）Server」、管理ツール「Symantec System Center 5.1」の3製品を組み合わせたパッケージソフト。SBEを導入することにより、ウイルス定義ファイルの更新やウイルス発生時の対応などは、すべて管理コンソールから一元的に可能となる。

　CSSは、「Symantec Client Security1.1」を小規模環境での使用に合わせてパッケージ化したもので、ウイルス対策やファイアウォール、IDSの機能を統合した製品だ。クライアント用「Symantec Client Security 1.1 for Windows Client」、サーバー用「Symantec Client Security 1.1 for Windows（NetWare）Server」、管理ツール「Symantec System Center 5.1」の3製品で構成される。また、社内で統一したポリシーを作成するためのツール「Symantec Client Firewall Administrator」も同梱されている。

関連情報

■URL
　 ニュースリリース
　 http://www.symantec.co.jp/region/jp/news/year03/030819a.html


（ 大津 心 ）
2003/08/19 18:04

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