米Lycosが毎週発表している人気検索語ベスト50「Lycos 50」の中で、8月17日までの週にBlasterウィルス関連の検索要求が激増したことが明らかになった。
この週にもっとも多く検索された言葉は「Blaster Worm(LovSan)」であり、圧倒的な1位だったとされている。これまで一度として50位の中に入ったことがなかった「Microsoft」が3位に入っていることも注目される。これは、Microsoftが攻撃されると報道されたことや、Microsoft製品の脆弱性が悪用されることが影響していると考えられる。また、Microsoftのアップデートサイト「WindowsUpdate.com」も、Blasterが攻撃目標としていると報道されて以来注目され、12位にランクインした。平常時と比べた検索要求の増加率は「Microsoft」が400%、「WindowsUpdate.com」が650%、「Microsoft.com」が1150%だった。
そのほかにも「Symantec/Norton Antivirus」が7位、Blasterが悪用する脆弱性として報道されたRPC(Remote Procedure Call)も29位にランクインしている。
関連情報
■URL
Lycos 50(英文)
http://50.lycos.com/
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2003/08/20 13:27
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