クロスウェイブコミュニケーションズと同社子会社であるクロスウェイブファシリティーズ、クロスウェイブサービスの3社は20日、東京地方裁判所に会社更生手続開始の申立てを行ない、受理されたと発表した。
クロスウェイブは日本初のデータ通信専用の通信会社として、IIJやソニー、トヨタ自動車の3社による共同出資で1998年10月に設立された。社長は、37.9%出資しているIIJの鈴木幸一社長が兼任。会社更生手続を開始したことによって、今後は保全管理人の管理下で事業再建を目指す。
なお、クロスウェイブは現在バックボーンサービスや広域LANサービス、データセンターサービスなどを提供しているが、会社更生手続開始後もサービスは継続して提供するとしている。また、IIJはネットワーク、データセンター施設、通信サービス等の一部をクロスウェイブより調達しているが、サービス提供に支障をきたすことはないという。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.iij.ad.jp/pressrelease/2003/0820.html
クロスウェイブコミュニケーションズ
http://www.cwc.co.jp/
関連記事:クロスウェイブ、企業向けIP電話サービスの取り組みを開始
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0528/ip.htm
関連記事:IIJ、トヨタなどによる新通信会社クロスウエイブがサービス詳細を発表
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/1999/0126/cwc.htm
( 大津 心 )
2003/08/20 19:28
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