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Sobig.Fウイルスの成長率は過去最悪の可能性


Sobig.Fの成長率は過去最悪と報告するMessageLabsのサイト
 18日ごろに発見された新しいウイルス「Sobig.F」が急速に感染を広めている。ウイルス対策会社の英MessageLabsとロシアのKasperskyは、共にSobig.Fが成長率において過去最悪のウイルスであると認めた。

 MessageLabsによると、Sobig.Fが発見されてからの24時間で、すでに100万コピーを受信したとしており、この数はこれまで成長率が高かったとされるLoveBug、Klezなどを超え、最も成長率の高いウイルスだろうと推測している。Kasperskyも同様の見解を示し、現時点での累計感染数ではKlezが上回るものの、感染速度はSobig.Fが過去最高だとしている。

 Sobig.Fの最初のコピーは米国で発生したとされ、現在感染が最も広がっているのも米国だと考えられている。現時点でSobig.Fのメールに占める割合は18分の1であると指摘しており、ここ数週間は非常に強い勢力を保ち続けるという。

 この状況について、MessageLabsのCTOであるMark Sunner氏は「昨日はウイルス伝播が前例のない新しいレベルに突入し、ウイルスライターが全世界のビジネスを混乱させる能力を持ちつつあることを示す日となった。Sobigを書いたウイルスライターが感染停止日を組み込んでいることは、彼が新しい改良バージョンの開発に専心していることを示唆している」と述べ、9月10日にSobig.Fの感染が終了すると見込まれているものの、さらに危険なウイルスに対して警戒を怠らないよう警告している。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.messagelabs.com/news/pressreleases/detail/default.asp?contentItemId=528®ion=
  Kaspersky
  http://www.kaspersky.com/news.html?id=986344

「Re: Details」や「Re: That movie」などには要注意〜Sobig亜種が氾濫(2003/08/20)


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2003/08/21 12:15

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