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カレン調査、「多くのユーザーが携帯とパソコンでメール使い分け」


 カレンは、アイブリッジと協力して、アイブリッジ運営の「リサーチプラス」で行なった携帯電話およびパソコンでのメール利用に関する調査「第六回Eメールマーケティング調査」の結果を発表した。2003年5月に行なったもので、有効回答数は3,000人。内訳は男性が1,670人、女性が1,330人。

 今回実施された調査は、携帯電話およびパソコンにおけるメールの利用動向に関するもの。同調査によれば、パソコンや携帯電話、PDAなど、メールを受信できるさまざまな端末のうち、「ほぼ毎日」あるいは「1日に3回以上」メールを利用しているのは、パソコンと携帯電話が圧倒的に多い。また、8割のユーザーがパソコンと携帯電話でやり取りするメールを使い分けている。

 ショッピングサイトも含む企業から送られてくるメールで、携帯電話でも受信してよいとされたのは「入金確認メール」「ポイントが貯まるメール」「懸賞付メール」「予約確認メール」の4種類のみ。一方パソコンで受信しても良いとしたメールの種類は21種類におよび、携帯電話でのメールは、プライベートなコミュニケーションになっている状況が浮き彫りにされた。

 しかしながら、企業から送信されるメールを携帯電話で受け取っているユーザーは、全体の8割にのぼる。さらに企業から送信されたメールに対しては無視するのではなく、約9割のユーザーがURLをクリックしているほか、8割強のユーザーが懸賞などに応募し、さらに約65%のユーザーが返信しているという結果も明らかにされている。このほか、携帯電話宛のメールで注意を払って欲しい点として「長さ・文字量」を挙げたユーザーが73%となっている。

 両社では、「パソコンと携帯電話の特性の違いを見極めた上で、メールを利用したマーケティングを活用していくことが重要」と分析している。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.current.co.jp/info/release/030825.pdf
  調査報告書(PDF)
  http://www.current.co.jp/info/release/shiryo/emm6_houkokusyo.pdf
  アイブリッジ
  http://www.ibridge.co.jp/


( 関口 聖 )
2003/08/25 14:36

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