|
画像は、「LindowsCD 日本語版」のベースとなった「LindowsOS 4.0 日本語版」
|
エッジは、CD-ROMドライブから起動できるOS「LindowsCD 日本語版」を9月より販売開始する。価格は未定だが5,000円以内になる見込み。
LindowsCD 日本語版は、ハードディスクにインストールしなくとも、CD-ROMドライブから直接起動が可能なLinuxベースのOS。プラグ&プレイに対応するほか、日本語入力環境「ATOK」を搭載するなど、ベースとなった「LindowsOS 4.0 日本語版」に搭載された機能が利用できる。
データの保存には、同社のオンラインストレージサービス「データホテル」を利用することも可能だ。データ類はすべてオンライン上のストレージに保存して、ハードディスクを使用しない利用方法もあるという。また、不具合が発生しても、LindowsCDをCD-ROMドライブから取り出し、再起動するだけでパソコンを元の状態に戻すことも可能だ。「LindowsOS 4.0 日本語版Plus」へ移行も可能なアップグレード版も用意される予定。
このほか、同社では、LindowsCD 日本語版を利用したネットワーク専用端末「Lindows Webstation(仮称)」が、パソコンメーカー各社から発売されることも発表した。価格は2万~4万円程度の見込み。
Lindows Webstationは、ハードディスクを搭載せずに低価格と省スペースを可能にした専用端末。オンラインストレージを利用し、本体にはデータを保存しないため、ウイルスやハードディスクのトラブルでデータが損なわれる危険も少ないという。
今後、薄型モデルや静音化モデルなどが提携するパソコンメーカーより発売予定だとしている。
関連情報
■URL
製品情報(LindowsOS 4.0 日本語版)
http://www.edge.jp/lindows/
関連情報:LinuxベースのクライアントOS「LindowsOS 4.0日本語版」が6,800円で発売
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0722/lindows.htm
( 鷹木 創 )
2003/08/26 19:54
- ページの先頭へ-
|