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デバッガ画面
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アスキーソリューションズは28日、 BASIC言語によるオブジェクト指向プログラミングツールの新バージョン「REALbasic 5日本語版 for Macintosh」シリーズを9月19日より発売すると発表した。MacOS 8.1~9.2とMacOS X 10.1以降に対応しており、価格はStandard版が17,000円、Professional版が59,000円。それぞれ安価なアカデミック版も用意する。
REALbasic 5では新機能として、HTTP、SSL、UDP、SMTP、POP3の各プロトコルのほか、サーバーソケットもサポート。Webやメールなどのインターネットアプリケーションや、高機能なサーバーアプリケーションが開発可能になった。また、コンパイラやデバッガプログラムの処理速度が大幅に向上しているという。
このツールはMac上の開発環境を提供するものだが、ソースプログラムはWindowsとも互換性がある。Mac用だけでなくWindows用のアプリケーションも作成できるとともに、Windowsで動作するアプリケーションのコンパイルも可能だ。ただし、Standard版では、これらクロスプラットフォーム機能に制限があるほか、サーバーソケットやSSLによるセキュリティをサポートしていないなど、一部機能が省かれている。
なお、Windows用のREALbasic 5日本語版は10月上旬に発売予定だ。現在、同社では英語版のダウンロード販売のみ行なっている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.asciisolutions.com/company/press/030828rb5/index.html
( 永沢 茂 )
2003/08/28 17:06
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