JENS株式会社は29日、企業を対象とした情報漏洩対策サービス「JENS メール監査サービス」および情報保全対策サービス「JENSメール保存サービス」を9月1日から開始すると発表した。
JENSメール監査サービスは、あらかじめ設定したキーワードに基づき電子メールの内容を監視し、電子メールの送信、一時送信保留、削除等を行なうもの。監査対象となるのは、ヘッダ、本文、添付ファイル(Microsoft Word、Excel、Powerpoint, 一太郎、PDF)、圧縮添付ファイル(Zip, GZip)、書庫添付ファイル(LZH) など。このサービスを利用する企業向けのメールは、一度JENSのメール監査ゲートウェイを通過することになる。初期費用は2万円/ドメイン。月額利用料は4,500円(メールアカウント数0~10)~。
一方、JENSメール保存サービスは、流通する全てのメールを蓄積し、後日、必要に応じて保存されているメールの検索・調査が行なえるサービス。メールの保存期間は、1カ月、3カ月、6カ月、1年から選択できる。初期費用は2万円/ドメイン。月額利用料は10万円(メール容量5Gbyteまで)~。
JENSでは、「企業の重要な取引や書類の受け渡しは電子メールで行なわれることが多くなり、紙媒体と同様の効力が認められるようになってきているのが現状。企業においては機密情報の流出を未然に防ぎ、同時に長期的な電子メールの保存と証拠保全を実行することが求められている」とコメントしている。
関連情報
■URL
プレスリリース
http://www.jens.co.jp/topics/20030829.html
( 岡田大助 )
2003/08/29 12:47
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