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米DivXNetworksは2日、Psychovisual modeを搭載し、速度を向上させたDivXコーデックの新バージョン「DivX 5.1」をリリースした。有料版「DivX Pro」やエンコーディングソフト「DR.DivX」、広告が表示される無料版「DivX Pro」などで利用できる。
DivX 5.1では、エンコーダーで利用できるモードに「Psychovisual mode」が追加された。Psychovisual modeでは、「texture cortex masking」や「rate distortion algorithm」などの新機能を搭載。色合いの調整が可能となり、エンコード時に動画速度が最適化されるようになった。エンコーダーとしてはこのほか、「complexity vector log file」を新たにサポートし、リアルタイムにレート制御できるAPIや、強制インラインフレームを挿入できるAPIなどを追加。なお、GUIも利用しやすいように変更された。
また、デコーダーの再設計により速度が10~30%向上。動画再生時には、データが自動的に最適化されるようになった。このほか、DivX 3との互換性の問題や従来のバージョンで発見されていたバグの一部が修正された。
DivXNetworksでは、DivX 5.1のデコーダーを組み込んだプレーヤーソフト「DivX Player 2.5」もリリースしている。
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DivX Pro無料版の操作画面
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DivX Player 2.5
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関連情報
■URL
DivXのバージョン情報(英文)
http://www.divx.com/divx/versions.php
DivXNetworks(英文)
http://www.divx.com/
( 鷹木 創 )
2003/09/03 17:01
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