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P2P業界団体「罪を犯すのは技術ではなく犯罪者」


 P2Pネットワーク上で違法な幼児ポルノが配布されている問題について米国上院で公聴会が開かれたことに関連して、ファイル交換業界団体「P2P United」の理事Adam Eisgrau氏が業界を代表して声明を発表した。このP2P UnitedにはFree Peers、Grokster、LimeWire、MetaMachine、Piolet Networks、StreamCast Networksが創設メンバーとして参加している。

 その中でEisgrau氏は「Webにある幼児ポルノについてだが、技術が犯罪を犯すのではなく、犯罪者が犯すのだ。これらのはぐれ者は印刷技術から電話、ビデオ、インスタントメッセージ、インターネットサーチエンジンに至るまで、すべての合法的な技術を自分たちのぞっとするような非合法的嗜好を満足させるために誤用している。解答は技術を制限することにあるのではない、なぜなら技術が犯罪を犯すのではなく、犯罪者が罪を犯すからだ。解決法は、子供や最も攻撃されやすい者から詐取している犯罪者を追跡して処罰し、刑務所に入れることだ。我々はまさにそのために議会と共に働き、保有しているリソースを駆使してオンラインの“Parent-to-Parent Resource Center”を通して犯罪防止にも努めている」とコメントした。

 「Parent-to-Parent Resource Center」では、子供を持つ親に対しいかに子供を守るか、どうしたら司法当局に事件を報告できるか、危険なファイルをどのように消去するか、幼児ポルノがもたらす感情的な結果にどう対処するか、などの疑問に対する回答を用意するという。


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URL
  参考URL(英文)
  http://media.prnewswire.com/en/jsp/latest.jsp?beat=BEAT_HITECH&view=LATEST&resourceid=2524502


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2003/09/10 11:23

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