ノルウェーのOpera Software ASAは9日、セットトップボックス(STB)事業でMicrosoftに挑戦すると発表した。MicrosoftのSTBが300ドル以上するのに対して、OperaとLinuxの組み合わせならばコストを3分の1にできるとしている。
同社によれば、Operaの機能は単なるWebブラウザに止まらないという。Operaの技術をHTMLプレゼンテーションエンジンとして用いれば、大部分のナビゲーション機能やコンテンツを利用できるとしている。
OperaのCEOであるJon S. von Tetzchnerは、「Microsoft製のSTBの高価な値段は、iTV(双方向テレビ)業界の離陸を妨げるものだ。欧州やアジアの技術者はこの事実に気付き、代替物を探すべきだ」と指摘している。
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ニュースリリース
http://www.opera.com/pressreleases/en/2003/09/09/
( 岡田大助 )
2003/09/10 13:07
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