Internet Watch logo
記事検索
最新ニュース

シマンテック、迷惑メールやスパイウェア対策を強化した「Norton 2004」シリーズ


今回発表された製品の一部

シマンテック代表取締役社長 杉山隆弘氏
 シマンテックは、「Norton」ブランドで知られるインターネットセキュリティ関連ユーティリティの8製品を発表。10月17日に「Norton Internet Security 2004」ら5製品を、12月に「Norton AntiSpam 2004」ら3製品を発売する。価格は5,800円〜。

 今回シマンテックが発表したのは、「Norton Internet Security 2004」「Norton Internet Security 2004 Professional」「Norton SystemWorks 2004」「Norton SystemWorks 2004 Professional」「Norton AntiVirus 2004」「Norton AntiVirus 2004 Professional」「Norton Personal Firewall 2004」「Norton AntiSpam 2004」の8製品。都内で開催された発表会にはシマンテック代表取締役社長 杉山隆弘氏らが出席した。

 今回の8製品の中でも主力となるセキュリティ統合ソフト「Norton Internet Security 2004」は、ウイルス対策ソフト「Norton AntiVirus 2004」と、ファイアウォールソフト「Norton Personal Firewall 2004」、スパムメール駆除ソフト「Norton AntiSpam 2004」の3つのソフトから構成されている。

 多くのユーザーを持つ定番ウイルス対策ソフト「Norton AntiVirus 2004」では、前バージョンからの新機能として、ユーザーの個人情報やキー入力の記録を許諾なく送信するスパイウェアや、ユーザーの意図に反して国際電話などにダイヤルするオートダイヤラーを検出する機能が追加された。また、圧縮されたファイルを展開せずにウイルスチェックが可能。さらに、ウイルススキャンを一時停止・再開する機能も追加されている。

 「Norton AntiSpam」は、これまで「Norton Internet Security」の一機能として提供されていた迷惑メールフィルタ機能を一本のソフトとして独立させたもの。フィルタはメール文中の単語の使用頻度などをAI解析して迷惑メールを判断する。AIは、ユーザーが指定した任意の単語や、シマンテックがオンラインで提供するフィルタ、さらにはユーザーの送信メールの内容をも吟味し、迷惑メールの判定精度を高める仕組みになっている。これらの機能は、OutlookやOutlook Express、Eudoraの主要メールクライアントへの統合機能として提供され、これらのメールクライアントを使用している場合は、メールクライアントから直接、フィルタ対象単語リストへの登録などが行なえる。


米シマンテック・コーポレーション コンシューマ・アンド・クライアント・プロダクト・デリバリーチームのトム・パウレッジ氏
 「Norton SystemWoks 2004」は、「Norton AntiVirus 2004」とシステム管理ユーティリティをセットにしたパッケージ。ショッピングサイトやオンラインバンキングなどで日々増え続けるパスワードを管理する「Norton Password Manager」や、パソコン譲渡時に、フォーマットしたデータを復元されないよう、空き領域の消去を行なう「WipeInfo」などの機能が利用できる。

 なお、「Norton AntiVirus 2004」のProfessional版については、通常版の機能に加え、削除してしまったデータを復元する「UnErase」機能などが追加された。一方、「Internet Security 2004」のProfessional版では、仕事に不必要なURLへのアクセスを制限できる「ネット使用制限機能」や不要なCookieやキャッシュ、履歴ログを消去する「Webクリーンアップ」機能が利用できる。

 発表会で挨拶したシマンテック代表取締役社長 杉山隆弘氏は「情報の交換を含めて、業界全体で協調しながら個人ユーザーの安全性を高めることに強くコミットしていきたいと考えている」と語った。

 また、米シマンテック・コーポレーション コンシューマ・アンド・クライアント・プロダクト・デリバリーチームのトム・パウレッジ氏は、「かつてはメリッサのように、添付ファイルをダブルクリックしなければ感染しないようなウイルスが主流だったが、もはやその時代は終わった。現在のウイルスは、ブロードバンド化したインターネット網を前提とした、自動攻撃型のものに変わってきている」と述べ、NimdaやBlaster、SoBig.Fの感染事例を挙げながら、セキュリティ対策の重要性について訴えた。

 価格はそれぞれ「Norton Internet Security 2004」が7,800円〜、「Norton Internet Security 2004 Professional」が11,800円、「Norton SystemWorks 2004」が9,800円〜、「Norton SystemWorks 2004 Professional」が17,800円、「Norton AntiVirus 2004」が6,800円、「Norton AntiVirus 2004 Professional」が10,800円、「Norton Personal Firewall 2004」が6,800円、「Norton AntiSpam 2004」が5,800円。


スパイウェア検出機能を設定するオプション項目 メール本文に含まれる語句や差出人のアドレスでフィルタを作成できる

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.symantec.com/region/jp/news/year03/030916a.html
  製品情報(Norton Intenet Security 2004)
  http://www.symantec.com/region/jp/products/nis/index.html


( 伊藤大地 )
2003/09/16 16:59

- ページの先頭へ-

Internet Watch ホームページ
Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved.