オンラインソフトポータル大手、ベクターは16日付の日経新聞朝刊上で「パッケージソフト販売に参入」と報道された件に関して、「大筋で事実。株主のほうからの話もあり、準備を進めている段階」とし、年内にもパッケージソフトのオンライン販売に乗り出すことを明らかにした。
ベクターは16日の日経新聞朝刊上で、12月からパッケージソフトの販売に乗りだし、2006年度には売り上げ20億円を目指すと報道された。ベクターによると、報道通りのスケジュールを組んでおり、年内にも同社サイトにてパッケージソフトの販売を開始するという。決済システムは現在、オンラインソフトの販売で利用されている「プロレジ」を用いる。
販売品目に関しては、マイクロソフトなど大手メーカーのものや、これまでプロレジでオンライン販売されたソフトのメーカーによる製品など、1万本以上を取り扱う予定。物流にはYahoo! BBを手がけるソフトバンクBBとの提携を交渉中だという。なお、現行のポータルサイトでパッケージソフトを販売するか、もしくは別のサイトを構築するか、詳細については未定だという。
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ベクター
http://www.vector.co.jp/
( 伊藤大地 )
2003/09/16 17:29
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