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富士通SSL、社内セキュリティを一元管理する「SafeManager」


 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(以下富士通SSL)は18日、社内パソコンのウイルス対策と情報漏えい防止対策を一元的に管理可能なソフトウェア「SafeManager」を発表、9月24日より販売開始する。価格は1ライセンス6,000円。

 企業ではパソコン利用が必須となっている一方、ウイルスによる被害などが増えており、セキュリティ対策が急務となっているが、現場でのウイルス対策の徹底などが難しくセキュリティ管理者の負担になっている。こうした背景を踏まえて富士通SSLでは、パソコンの稼動状況をサーバーで一元管理できる「SafeManager」を開発したという。

 「SafeManager」では、ウイルス対策ソフトのパターン定義ファイルの更新、セキュリティ修正パッチの適用、ウイルススキャンの実施などについて、社内パソコンの実施状況がサーバーで一覧できる。対応が遅れているパソコン利用者に自動的にメールを送信、対応を促す機能も備えた。ウイルス対策ソフトはNorton AntiVirus、ウイルスバスター、MaAfee ウイルススキャンの3種に対応する。

 また、情報漏えい対策として、富士通SSLで販売しているパソコンのディスク暗号化ソフト「SafeBoot」をサポート、インストール作業の手順簡略化や導入状況をサーバーで把握する機能を搭載した。「SafeBoot」はパソコンのディスクをクラスタレベルで暗号化し、OS起動前にパスワード入力を要求するため、盗難や紛失時にも情報を読まれる恐れがないという。「SageBoot」の価格はライセンス数により異なるが、1ライセンスからの販売ではライセンスあたり15,000円。

 「SafeManager」は、すでに3社2,000ライセンスほど導入予定があるといい、富士通SSLでは今後2年間で2億円の売上を見込んでいる。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.ssl.fujitsu.com/info/press/Press030917.html


( 工藤ひろえ )
2003/09/18 11:28

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