米調査会社のIDCは1日、米国におけるダウンロード型オンラインゲームの収益は、2003年の5,270万ドルから2007年には7億6,000万ドルに増加するという調査報告をまとめた。
調査によれば、ダウンロード型ゲームは非常に収益性が高く、急速に収益に結びつく半面、ユーザーがダウンロードに支払う金額の限界があるため、市場が飽和状態になると予測されている。一方、期間契約型のゲームは、限られた顧客に対してより上質なコンテンツやサービスを提供しなくてはならない。依然として広告やスポンサーシップが、カジュアルなゲームサイトの収入源になると分析している。
IDCのプログラムマネージャーであるSchelley Olhava氏は、「『Everquest』や『Ultima Online』といった専門的なロールプレイングゲームから、ビリヤードやポーカーといったカジュアルなゲームまでの広い範囲で、ゲームはオンラインエンターテイメントの主流になるだろう」とコメントしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.idc.com/getdoc.jhtml?containerId=pr2003_09_16_111345
関連記事:大規模マルチプレイヤーオンラインゲームの潜在的可能性は膨大~米調査
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/1010/mmog.htm
( 岡田大助 )
2003/10/02 14:06
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