公衆無線LANサービス「HOTSPOT」を運営するNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、10月3日より東京・秋葉原電気街をエリアとしてHOTSPOTの屋外サービス提供を開始すると発表した。
10月3日にサービスが開始されるのは、中央通り沿いのJR総武線ガード下から日本通運ビル付近。このほか、11月中にはサービスエリアを万世橋から末広町交差点手前付近まで拡大するとしている。また、屋外サービス利用の追加料金は発生せず、通常のHOTSPOTサービス料金のみで利用が可能となっている。
今回の屋外サービスでは、2.4GHz帯を用いたIEEE 802.11b規格のみでサービスが提供される。NTT Comでは、5GHz帯を利用した無線LANサービスについても、サービス提供に向けた実験を検討しているという。
あわせて、10月1日から12月31日までの期間でVISAギフト券5,000円が抽選で30人に当たる「秋葉原 外でもホットスポット体験キャンペーン」が実施される。本キャンペーンでは、期間中にHOTSPOTへ新規加入した上で、秋葉原の屋内を含むアクセスポイントからインターネット接続をしたユーザーが抽選対象となる。
なおNTT Comでは、今後の屋外サービスの提供エリア拡大について、今回の秋葉原電気街におけるサービス利用状況を踏まえた上で検討するとしている。
HOTSPOTの利用料金は、月額1,600円の定額メニューをはじめ、事前登録なしで1日利用可能な「1DAY PASSPORT」(500円)や、プロバイダー決済の支払いメニューが用意されている。なお、初期費用として別途1,500円が必要となる。
|
サービスエリアマップ
|
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.ntt.com/release/2003NEWS/0010/1002.html
関連記事:HOTSPOT、大阪南港のWTCとイクスピアリがエリアに(BroadBand Watch)
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/2750.html
関連記事:「秋葉原 IP電話フェア」が開催(BroadBand Watch)
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/2282.html
( 村松健至 )
2003/10/02 21:22
- ページの先頭へ-
|