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米SonicWALL、独自OSを搭載したセキュリティアプライアンス2製品


 米SonicWALLは3日、同社が開発したOS「SonicOS」を搭載したセキュリティアプライアンス「PRO 4060」と「PRO 3060」を11月4日より販売開始すると発表した。価格は初年度保守費用込みで「PRO 3060」が67万円、「PRO 4060」が105万円。

 SonicWALL PRO 3060/4060は、操作性やパフォーマンスを重視して開発されたファイアウォール/VPNセキュリティアプライアンス。特徴は、SonicWALLが独自開発したOS「SonicOS 2.0」を搭載している点だ。パフォーマンス面では、ファイアウォールが最大300Mbps、VPNが最大190Mbps(3060は75Mbps)のスループットを実現したという。

 「SonicOS 2.0」は、使いやすいセキュリティ管理を目的にした標準版「SonicOS Standard」と、機能を拡張された「SonicOS Enhanced」の2種類が用意されている。「SonicOS Standard」は標準で「PRO 3060」に、「SonicOS Enhanced」は標準で「PRO 4060」にそれぞれ搭載されている。

 SonicOS Enhancedでは、負荷分散機能、WANのISPフェイルオーバー、ハードウェアのフェイルオーバー機能などにより、障害時の処理分散をサポートしている。また、ユーザーやネットワーク、スケジュールなどのオブジェクト管理を新たにサポートした。

 SonicWALLでは、2004年前半に実施するファームウェアのバージョンアップによって、SSL VPNやIDS/IPSの機能を追加するという。


関連情報

URL
  米SonicWALL(日本語サイト)
  http://www.sonicwall.com/japan/


( 大津 心 )
2003/10/03 17:19

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