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起動時の画面
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株式会社ビー・エイチ・エー(BHA)は、ビデオコーデック「XVD」を搭載したソフトウェアパッケージ「超圧縮XVD plus」を10月31日に発売する。対応OSはWindows XP/2000 Pro/Me/98SEで、価格は9,800円。
XVD(eXtended-play Video Disc)は、DigitalStream-USA社の開発した高圧縮率が特徴の独自コーデック。通常DVDビデオに利用されるMPEG-2コーデックと比較すると、約1/5~1/7のデータサイズに圧縮可能で、2時間のハイビジョン映像をDVD-R1枚分に圧縮できるという。
今回発売する「超圧縮XVD plus」は、エンコーダー「XVD encoder plus」、CDやDVDへの書き出しができる編集ツール「XVD Editor」、再生ソフト「XVD Player」を同梱したソフトウェアパッケージだ。エンコーダーのXVD encoder plusでは、ビットレートやエンコードモード、エンコードパス、フレームレートなどの各種パラメータの設定が可能で、初心者向けに推奨パラメータ値が設定されたプロファイルも利用できる。
このほか、インターレース解除やノイズリダクションなどのフィルタや、複数のビデオ素材をまとめてエンコードするバッチ処理機能なども搭載。なお、メディアへの書き込みにはCD/DVDライティングソフト「B's Recoder GOLD」のエンジンを利用している。
同社によれば、XVDならではの高画質・高圧縮なエンコードに加え、エンコードスピードの高速化も実現したという。Pentium4 3.06GHzと512MBのメモリを搭載したテスト環境において、1分のMPEG-2ファイル(8Mbps/58.8MB/Full D1/30fps)を1,000kbpsで圧縮した場合、必要な時間は52秒だったとしている。
なお、「超圧縮XVD plus」は、10月7日~11日にかけて幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2003」に出展される。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.bha.co.jp/news/index_xvdplus.html
( 鷹木 創 )
2003/10/06 13:37
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