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ファジイ理論を活用し、あいまいな検索ができる検索サービス |
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フィーリング検索サービスは、同社が2002年10月にサミーや筑波大学などと共同で立ち上げたAI研究プロジェクト「Arcプロジェクト」が開発した検索エンジンを採用したもの。新開発の検索エンジンはファジイ理論を利用し、従来の「条件に一致する・しない」といったデジタル的な判断ではなく、「どの条件がどの程度合致するのか」といった“アナログ的”な検索結果を出すことができるという。 また、すべての条件を組み合わせて総合的に判断し、“適合度”を算出した上で検索結果を表示するため、条件に完全に一致しない場合でも、条件に近いものを検索結果として表示することができる。また、検索結果は“適合度”が高い順に表示されるため、より「ユーザーが求める結果」に近いものが上の方に表示されるとしている。なお、導入時には、既存のデータベースを流用できるため、改めて新項目などを追加する必要はない。 フィーリング検索サービスでは、例えば就職検索サイト上で「31歳・東京」と入力すると、従来の検索エンジンでは「29歳・川崎」という条件は排除されるが、フィーリング検索サービスでは“適合度”に応じて点数化し、その点数に応じた順位を表示する。実際に日経就職ナビ2005年度版では、自分の希望に合わせて10～15項目を選択すると、順位の高いものから表示される。 インデックスによると、「フィーリング検索サービスは、Arcプロジェクトの成果第一弾としてサービス提供されたものだ。キーワード検索よりも、条件を複数個組み合わせて検索するサービスに向いているだろう。今後は、住宅・賃貸情報サイトや旅・宿泊情報サイト、中古車情報サイトなどの『検索時にアナログ的で柔軟な判断が必要な』サイトへエンジンを提供していきたい」と語った。 関連情報 ■URL ニュースリリース http://www.indexweb.co.jp/press/press.php?id=148 日経就職ナビ http://job.nikkei.co.jp/
（ 大津 心 ）
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