日立製作所ユビキタスプラットフォームグループは8日、業務システム向けのWebブラウザ「Biz/Browser」と関連サービスを10月27日から提供すると発表した。ユーザーライセンスは個別見積もり、5ユーザーライセンスと1開発者ライセンスがセットになったものは200,000円。
Biz/Browserは、業務用にレスポンスなどを強化したもので、静的な画面情報をコンパイルしてキャッシュし、動的なデータのみをサーバーから取得する。動的データとキャッシュを結合して表示するため、通信量を少なくでき、高速化を実現したという。インターフェイスにおいては、キーボードフォーカス、入力フィールドごとのかな漢字変換ソフトウェア自動制御、数値のカンマ表示など、業務システム向けの機能をサポートしている。
また、Biz/Browser向けGUI開発ツール「Biz/Designer」では、ビジュアル編集とスクリプトコーディングを連携できるツールを提供しているほか、テスト実行の一時停止などのデバック機能を搭載している。
そのほか、開発サポートとしてシステム構築向けの技術的なサポートサービス「デベロッパーサポート」や開発者向け教育サービスを提供するほか、顧客用途や目的に応じた画面のプロトタイプを制作するコンサルテーションサービスも用意されている。
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■URL
ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/031008a.html
( 大津 心 )
2003/10/08 17:38
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