米RealNetworksは7日、同社が提供する音楽ストリーミング・サービス「RHAPSODY」で、9月に2,100万以上の楽曲がダウンロードされたと発表した。1日平均で70万曲以上が流れたことになり、前月比で30%以上増加した。4月以来、RHAPSODYでは累計で7,500万曲提供された。ダウンロード数は毎月大きく伸びているという。
同社では、RHAPSODYが伸びている原因として、同時期にP2Pの利用が減少していることを挙げている。増加し続けている音楽コンテンツの利用者は、P2Pサービスから、定額でダウンロードし放題、かつシンプルなインターフェイスを採用したRHAPSODYサービスに乗り換えているという。9.95ドルで28,000を超えるアルバムから聴き放題のRHAPSODYでは、利用者は音楽的好奇心を満たすことができ、幅広いジャンルの音楽を利用しているという。提供する楽曲は385,000曲を超えるが、9月にはこの90%以上が利用されたとしている。
RHAPSODYの9月のトップ10アーティストも合わせて発表されているが、1位から順にJohnny Cash、Coldplay、The Rolling Stones、Eminem、50 Cent、Pink Floyd、Limp Bizkit、John Mayer、Beyonce、Enyaと、新旧取り混ぜた結果となっており、サービスが幅広い世代に利用されている様子が伺える。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.realnetworks.com/company/press/releases/2003/rhapsody_sept.html
( 工藤ひろえ )
2003/10/09 12:07
- ページの先頭へ-
|