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米IBM、無線での情報漏えいを防ぐ世界初の無線LAN用IDSサービス


 米IBMは8日、無線LANからの情報漏えいを防ぐための「無線LAN向けIDSサービス」を開発したと発表した。無線LAN向けIDSサービスとしては世界初だという。

 無線LAN向けIDSサービスでは、米IBMの研究部門が開発した“sniffing”技術を搭載した専用の「IBM Tivoli software」を利用して不正侵入を検出。検出されたイベントはコロラド州ボルダーに設置したセンターにおいて24時間体制で監視されるという。

 無線LAN向けIDSサービスではLinuxベースのセンサーを搭載し、無線LANの異常を検知するほか、未許可やセキュアではないアクセスポイントなどを特定する。また、無線の暗号化違反や暗号キーの漏えい、アドレス偽装などを監視する。監視ログは、性質や深刻度ごとに分別されて報告される。

 報告データは、傾向やパターンを分析するデータベースを経由した後に、「IDS分析者」が診断を行なう。また、実際にIBMのコンサルタントがユーザー企業を訪問し、無線LANのポリシーやアクセスポイントの設定などの確認も行なう。


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URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www-1.ibm.com/press/PressServletForm.wss?MenuChoice=pressreleases
&TemplateName=ShowPressReleaseTemplate&SelectString=t1.docunid=6117
&TableName=DataheadApplicationClass&SESSIONKEY=any&WindowTitle=Press+Release
&STATUS=publish



( 大津 心 )
2003/10/09 13:19

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