米Microsoftは12日、Wi-Fiホットスポットをより簡単・セキュアに設置するための無線ネットワークソフトウェア「Wireless Provisioning Services(WPS)」を発表した。
WPSは、Wi-Fiの基本仕様に準拠し、Windowsプラットフォーム上で、よりシームレスなWi-Fiホットスポットへのサインアッププロセスや、セキュアな無線ネットワークアクセスを提供するソフトウェア。対応OSはWindows XPとWindows Server 2003のみ。米Micorosoftでは、Windows XPユーザー向けに、2004年第1四半期ころからWindows Updateにて無償ダウンロードを開始する予定だ。
WPSでは、無線接続の自動調整機能や接続ウィザードのほか、「Protected Extensible Authentication(PEAP)」や「Wi-Fi Protected Access(WPA)」といった無線セキュリティに関する機能もサポートする。
米MicrosoftのWindowsネットワーキング&コミュニケーション担当副社長Jawad Khaki氏は、「WPSは、Wi-Fiネットワーク提供者に、より安全なプラットフォームを提供し、顧客獲得やサポートのコスト削減を実現できるだろう」とコメントした。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2003/Oct03/10-12WPS2003PR.asp
( 大津 心 )
2003/10/14 15:05
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