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「i-フィルター Business Edition Ver.5」のイメージ画面
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デジタルアーツは14日、Webフィルタリングソフトの新バージョン「i-フィルター Business Edition Ver.5」を11月28日より販売開始すると発表した。価格は、10ライセンス以下の場合で68,000円から。
「i-フィルター Business Edition Ver.5」は、サーバー側でURLフィルタリングを行なうフィルタリングソフト。最新バージョンであるVer.5の特徴は、掲示板やWebメールなど参加型のサイト上での情報漏えいや私的利用を防止することを目的として、書き込み制限機能「POSTフィルタ」を搭載した点だ。
POSTフィルタでは、予め登録したサイトや掲示板での書き込みを一切許可しない設定も可能なほか、転送バイト数を設定することで、バイト数による書き込み容量制限もかけられる。対応OSは、Windows Server 2003/2000 Server、Red Hat Enterprise Linux AS/ES 2.1、Red Hat Linux 9.0、Solaris 8/9。
具体的には、有料サイトやショッピングサイトではID・パスワード認証が必要だが、これらに必要な数十~百バイトのみを許可し、それ以上の書き込みを制限することが可能。部署ごとに設定することも可能なため、一般部署では一切の書き込みを制限し、Webサイトから業務用品などを注文する総務は書き込み可能などの設定もできる。
また、新バージョンでは、Cookie送信制限も管理者が行なうことができるようになった。社内から送信されるCookieを項目別に制限することが可能。項目は、管理者側で登録可能で、例えば「User-Agent」だけを「削除して送信する」設定や「ブロックする」ことなどができる。
管理面では、ログ画面に部署単位でのブロック数や書き込み量などをグラフ化することによって見やすく改良したほか、複数台のサーバーを管理している場合にはGUI上から設定の一括適用ができる。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.daj.co.jp/company/release/2003/r101401.htm
( 大津 心 )
2003/10/14 15:39
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