コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は14日、中国上海市に「ACCS上海事務所(準備室)」を開設したと発表した。同協会では、初の海外事務所となる。
ACCS上海事務所は、中国における基礎資料・現地情報の収集、中国関係機関とのパイプ作りなどを目的とし、海賊版対策や著作権教育の普及、現地団体との連携などを実現していく予定だという。
ACCSは上海に進出した背景として、「中国は魅力ある市場として多くの日本ソフトウェアメーカーが進出・展開しているが、その一方で日本のコンテンツへの著作権侵害が正規ビジネスの阻害要因となっており、早急な対策が望まれている」という理由を挙げた。
当初は同協会会員のクオリティ株式会社の協力の下、準備室として発足し、順次活動を実施していくとしている。
関連情報
■URL
コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)
http://www.accsjp.or.jp/
( 大津 心 )
2003/10/15 10:20
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