米Internet Security Systems(ISS)は、公開されたばかりのWindowsの脆弱性「MS03-043」をスキャンするツールを公開した。現在、同社Webサイト上からダウンロードできる。
このツールは、IPアドレスを指定して、対象PCが「MS03-043」のセキュリティ修正プログラムを適用しているかどうかを検査できるツールだ。コマンドラインで利用する。ISSによると、対象ユーザーに警告文を表示することによって修正プログラムの適用を促すことが目的だという。
実際に検査したいIPアドレスを指定してツールを実行すると、対象PCが修正プログラムを適用していない場合には、デスクトップ上に任意の警告文をポップアップ表示することができる。
なお、検査を行なう際にツールのconfigファイルを変更することによって、ポップアップ表示する警告文の内容や、ping=trueオプションでダイアログを開かないように設定することが可能だ。
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DOSコマンドからツールを実行してみたところ。写真の場合では、パッチが当たっていないことがわかる
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ツールで検査して対象PCにパッチが当たっていない場合には、このようなメッセージがポップアップで表示される
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.iss.net/support/product_utilities/ms03-043/
・ Windowsに任意のコードが実行される緊急の脆弱性など5種類を公開(2003/10/16)
( 大津 心 )
2003/10/16 15:29
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