マイクロソフトは、「Microsoft GroupBoardワークスペース」を11月21日に発売する。グループ内での情報共有に必要な「ディスカッション」や「行き先掲示板」など17以上の機能を搭載している。対応OSはWindows Server 2003のみで、価格29,800円。また、60日間使用可能な評価版を無償で10月21日より提供。
GroupBoardワークスペースは、日本のユーザーのために開発されたもので、グループWebサイト作成サービス「Microsoft Windows SharePoint Services」に追加して使用する。ディスカッション機能では、グループに関係があるトピックについて、ニュースグループ形式での会議が可能となる。さらに投稿文書をスレッド表示したり、承認された投稿だけ表示する機能を搭載する。行き先掲示板では、メンバーの在席状況などをグループでの共有ができる。
このほか、Office Outlook 2003との連携も強化。例として、GroupBoardワークスペースの「スケジュールと施設予約」機能で作成したスケジュールをOffice Outlook 2003で活用することにより、グループと個人の情報を一元的に参照することを可能にした。
マイクロソフトによると、2001年4月に発売されたGroupBoardから一貫している理念「ブラウザだけで誰でも簡単に利用できる」によって、今回も操作性に重点を置いたという。
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「Microsoft Outlookとの連携」
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「行き先掲示板」
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=1734
・ マイクロソフト、「SharePoint Portal Server 2003」を9月から発売(2003/08/28)
( 福田 鋭 )
2003/10/20 16:24
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