アドビ、デジタル画像管理ソフト「Adobe Photshop Album 2.0」

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アドビ、デジタル画像管理ソフト「Adobe Photshop Album 2.0」

　アドビシステムズは、デジタル画像管理ソフト「Adobe Photoshop Album 2.0」を11月21日に発売する。価格は通常版が6,800円、乗換え／アップグレード版が4,800円。対応OSはWindows XP/2000/Me/98SEで、Internet Explorer 5.01 SP 2以降とQuickTime 5以降が必要。同社Webサイト「アドビショッピングストア」では10月22日から予約を開始している。12月中旬に、使用期間無制限の体験版を配信する予定。

　Adobe Photoshop Album 2.0は、デジタルカメラで撮影した画像の整理や検索、補正、印刷などが可能な画像管理ソフト。今回発売される最新版では、ユーザーインターフェイスを一新。取り込んだ画像のExifデータを参照し、自動的に撮影時間順に画像を並び替えてサムネイルで表示する。デジタルカメラの撮像素子が捉えたデータをそのまま保存する「RAWデータ」の閲覧も可能だ。カレンダー表示では年、月、日別の表示が可能になり、画像ごとのコメントも入力できるようになった。

　また、前バージョンに比べ、サムネイル画像の表示速度が向上したという。元画像の保管場所が変更されるなどでサムネイルとのリンクが切れた場合に、ファイル名などで一括して検索し、自動的に参照先を切り替える機能も追加している。

　整理機能では、キーワードを画像ごとに登録できる「名札」機能を強化。カテゴリーやサブカテゴリーを名札ごとに作成できるほか、名札をつけたままメールでの送信が可能だ。「Adobe PDFスライドショー」で作品を作成する場合に、画像の順序を変更できるコレクション機能も搭載した。

　アドビシステムズの画像編集ソフト「Adobe Photoshop」の一部機能を利用した画像補正もできる。サムネイル画像を複数選択した一括自動補正や、画像ごとの赤目補正、シャープネスの調整などが可能。さらに、フォトレタッチソフト「Adobe Photoshop Elements 2.0」がインストールされていれば、Adobe Photoshop Album 2.0から直接Adobe Photoshop Elements 2.0を起動させて、その機能を利用できる。

　このほか、Adobe Photoshop Elements 2.0からコニカミノルタホールディングス提供の「オンラインラボ By コニカミノルタ」にアクセスして携帯電話に画像を配信できるようになった。Palm OS対応のAdobe Readerで閲覧可能なAdobe PDFスライドショーを作成し、Palm OS搭載端末への配信も可能だ。

　アドビシステムズでは、12月中旬には、使用期間無制限の体験版「Adobe Photoshop Album 2.0 Mini」の無料ダウンロードを開始。カレンダー表示やサムネイル機能などの利用が可能で、画像も無制限に取り込める。また、「Adobe Photoshop Elements 2.0」が同梱されたパッケージ「Adobe Photoshop Elements 2.0 plus Photoshop Album 2.0」も発売し、価格は通常版が16,800円。こちらは期間限定パッケージとして2月23日まで14,800円で提供する。

　なお、10月22日～11月20日にかけて「Adobe Photshop Album 2.0」、もしくは「Adobe Photoshop Elements 2.0 plus Photoshop Album 2.0」を予約したユーザー全員にオリジナルフリース手袋をプレゼントするキャンペーンを実施する。

関連情報

■URL
　アドビシステムズ
　 http://www.adobe.co.jp/

（鷹木創）
2003/10/22 15:37

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