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KB824146 scanning toolで実際にPCを1台検査してみたところ
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マイクロソフトは23日、同社のセキュリティ修正プログラムを適用していないネットワーク上のPCを検査するツールの最新版「KB824146 scanning tool」を公開した。日本語環境に対応しており、同社Webサイトからダウンロードできる。
「KB824146 scanning tool」は、脆弱性「MS03-026」と「MS03-039」の検査が可能。MS03-026はBlasterウイルスが利用する脆弱性であり、一方のMS03-039も攻撃コードが公開されていることから、両方とも深刻度“緊急”に設定されている。今回公開された最新版では、出力カテゴリを改善するなど3点の変更が加えられている。インストールが可能なOSはWindows Server 2003/XP/2000で、スキャン対象OSはWindows Server 2003/XP/2000/NT 4.0。
KB824146 scanning toolをインストールして、コマンドプロンプトでツールを実行すると、検査結果が「MS03-026とMS03-039の両方のパッチが当たっている」「MS03-026だけが当たっている」「両方とも当たっていない」という3種類のステータスで表示される。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;827363
ダウンロードサイト
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=13AE421B-7BAB-41A2-843B-FAD838FE472E&displaylang=ja
■関連記事
・ Blasterが利用する脆弱性をIPアドレスを指定してチェックできるツール(2003/08/18)
( 大津 心 )
2003/10/24 12:20
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