マイクロソフトは27日、「Microsoft Exchange Server 2003 日本語版」のパッケージ版を31日に発売すると発表した。価格はオープンプライスだが、前バージョンの「Exchange 2000 Server」とほぼ同等だという。推定小売価格は1サーバー/5クライアントアクセスライセンスのStandard Editionが239,000円、1サーバー/25クライアントアクセスライセンスのEnterprise Editionが1,290,000円。
Exchange Server 2003 日本語版は、Microsoft Windows Server 2003に完全対応した、メッセージングベースのコラボレーションサーバー最新版。Windows Server 2003と連携することで、最大8ノードのMSCS(Microsoft Cluster Service)対応フェールオーバークラスタやVSS(Volumu Shadow Copy Service)のスナップショットバックアップ機能にも対応。また、ホットスポットや携帯電話、PDAなどモバイル環境からのアクセスに対応したほか、ウイルスやスパム対策機能の実装によるセキュリティ強化などが図られている。対応OSは、Windows 2000 Server SP3以上またはWindows Server 2003 Standard Edition以上となっている。
すでにボリュームライセンス版は8月1日より出荷されており、サントリー、ソフトバンクBB、日本マクドナルドなど、国内では70社/約18万クライアントの販売実績があるという。今回発表されたパッケージ版は、「Microsoft Office Outlook 2003」が同梱されている点がボリュームライセンス版と異なっている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=1743
製品情報
http://www.microsoft.com/japan/exchange/
関連記事:マイクロソフト、Exchange Server 2003の評価版ダウンロードを開始
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0703/exchange.htm
( 永沢 茂 )
2003/10/27 19:45
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