ミラクル・リナックス株式会社は27日、不正アクセスや情報漏えいからサーバーを守るLinux用ソフトウェア「MIRACLE HiZARD V2.5 for Linux(MIRACLE LINUX版)」を出荷開始すると発表した。価格は、CPUが1~2個の場合で80万円。
MIRACLE HiZARD V2.5は、内外部からの不正侵入からサーバーを防御する不正侵入防止システム(IPS)ソフトウェア。既知の攻撃や未知の攻撃、バッファオーバーフロー攻撃に対応することから、脆弱性発見から修正パッチ適用までに行なわれる攻撃に対しても防御可能だという。
また、ファイルシステムやデバイス、プロセスに対するアクセスコントロールをOSレベルで制限し、監視機能を強化しているため、OSの最上位システムの管理者であっても読み書きができないように設定することが可能。Webサーバー「Apache」や「PHP」「Oracle9i Database」など、主要アプリケーションとの連携動作検証も実施済みだという。
同社によると、Windows版、Solaris版、Red Hat Linux7.3版は年内に出荷を開始する予定。Red Hat Enterprise Linux2.1版は2004年初頭に出荷を開始する。
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■URL
ニュースリリース
http://www.miraclelinux.com/pressroom/details/2003102701.html
( 大津 心 )
2003/10/27 20:05
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