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オンラインコミュニティゲーム「There」ついに正式サービス開始


 5年間にわたって秘密裏に開発していたことで注目を集めていたオンラインコミュニティゲーム「There」が、1月の発表以来継続していた9カ月間のパブリックベータテスト期間を終えて27日、正式サービスを開始した。

 Thereは地球ほどの広さの仮想空間の中にさまざまな地形やイベントを設け、その中で参加者がチャットしたり、ボディーランゲージで話したり、バギーレースなどのゲームを楽しんだり、仮想通貨を用いて自分の服をあつらえるなど、さまざまな活動が可能で、“ただそこにいることを楽しむ”という新しいタイプのオンラインゲームだ。

 1月の発表以来18万の利用者がベータテストの参加に申し込み、最終的に有料のベータテストには2万7,000人が参加した。多くは米国からの参加者だったが、ベータテスト参加者は米国のほか、オーストラリア、イスラエル、韓国、カナダなどからも接続しており、世界的にも注目されていることがわかる。参加者の年齢は13歳から76歳までと幅広く、最も多く費用を費やしたのは29歳から49歳の年齢層だった。

 今日発表されたThereのゲーム参加費用は初期費用19.95ドルと月額4.95ドルだ。参加する前に14日間のトライアル期間が用意されており、この期間中はクレジットカード番号を提示する必要がないという。


関連情報

URL
  オンラインコミュニティゲーム「There」(英文)
  http://www.there.com/


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2003/10/28 12:23

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