インフォプラントは、ディーツーコミュニケーションズ運営のパブリシティ型iモードサイト「とくするメニュー」において、オンラインバンキングの利用動向に関するアンケート調査を実施した。調査期間は10月6日~13日の1週間で、有効回答数は20,684人。回答者の男女比は、男性が32.3%、女性が67.7%。
今回実施されたアンケートは、さまざまな金融機関が提供しているオンラインバンキングサービスについて、利用実態などを調査したもの。それによれば、オンラインバンキングに対して「利用したい」あるいは「できれば利用したい」と積極的な回答を寄せたユーザーは合計で44.9%。「どちらともいえない」としたユーザーは23.5%で、「あまり利用したいとは思わない」「利用したいとは思わない」と否定的な回答のユーザーは合計で33.6%となっている。
オンラインバンキングを利用したことがあるユーザーは、全体の29.7%。男女比および年齢別で利用動向を見ると、男性では36.6%、女性では26.5%のユーザーが利用経験があると回答しており、男性の方がやや積極的な結果となった。また10代男性で利用経験があるユーザーは全体の16.8%で、その後年齢が高くなるにつれて利用傾向も高まり、50代男性では59.8%のユーザーが利用経験があるという結果となり、女性でも同様の傾向が見られた。
利用経験があるユーザーの中で、パソコンを用いずにiモード端末だけでの利用と回答したユーザーは、全体の48.9%となったが、実際に利用した具体的なサービスは、「残高照会・取引明細照会」が86.8%を占めた。複数回答が可能だったこの設問では、「振込」と回答したユーザーが33.3%となったが、「振替」や「定期預金取引」などについてはそれぞれ8.8%、2.5%と低い水準となっており、さらに「外貨預金取引」や「投資信託売買」になると、それぞれ0.8%、0.5%とまだまだ利用されていない実態が浮き彫りにされている。
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( 関口 聖 )
2003/10/28 16:43
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