マイクロソフトは30日、「MS03-042」や「MS03-043」、「MS03-045」の3種類のセキュリティ修正プログラムの問題を発見し、これを修正したセキュリティ修正プログラムを再リリースした。現在、同社Webサイト上からダウンロードできる。
この問題は、16日に公開された「MS03-042」「MS03-043」「MS03-045」のセキュリティ修正プログラムの「Update.exe」に問題があり、特定の環境化ではセキュリティ修正プログラム適用中にハングアップしてアップデートが完了しないというもの。影響を受けるOSは、「MS03-042」がWindows 2000、「MS03-043」と「MS03-045」がWindows Server 2003/XP/2000/NT 4.0。
30日に公開された新しいセキュリティ修正プログラムでは、この問題を解決しているため、適用時にハングアップしてアップデートできなかったユーザーは、新たに公開されたセキュリティ修正プログラムを適用すればよい。
一方、30日に公開された新しいセキュリティ修正プログラムはこの「Update.exe」の問題を修正しただけであり、16日に公開されたセキュリティ修正プログラムでも、セキュリティ上の問題はないため、既に「MS03-042」「MS03-043」「MS03-045」を適用済みのユーザーは新しいセキュリティ修正プログラムを適用する必要はない。
関連情報
■URL
マイクロソフトサポート技術情報-830846
http://support.microsoft.com/?kbid=830846
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( 大津 心 )
2003/10/31 17:25
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