NTT東日本および西日本は、Bフレッツおよびフレッツ・ADSL利用者へ提供しているIP電話サービス対応端末を初期化せずにレンタルしていた事を明らかにした。
NTT東西によると、初期化未実施の可能性がある機種はNTT東がADSLモデムNV/ADSLモデムMNV/Web Caster V100/VoIPアダプタの4機種、NTT西がADSLモデムNV/ADSLモデムSV/ADSLモデムMNV/ADSLモデムMV/Web Caster V100/VoIPアダプタの6機種。当該機種を利用することでインターネットに接続できない、IP電話の発信不可や誤着信、プロバイダー利用料金の不一致などの不具合が発生するという。
10月31日現在で、当該機種の利用者はNTT東で98件、NTT西で64件が確認されており、そのうちNTT東では2件、NTT西では3件(うち1件は調査中)で障害が発生したという。
NTT東西では、当該機種利用者を確認次第連絡をとり、ユーザー宅へ訪問し機種交換を行なうことで対応する。また、以前当該機種を利用していたユーザーに対しては、パスワード等の設定変更をアナウンスし、希望があれば訪問し設定変更を行なうとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(NTT東日本)
http://www.ntt-east.co.jp/release/0310/031031.html
ニュースリリース(NTT西日本)
http://www.ntt-west.co.jp/news/0310/031031.html
( 大久保有規彦 )
2003/10/31 18:03
- ページの先頭へ-
|