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遠隔操作でペットに餌を与える「iSeePet」がマイナーチェンジ


 NTT-MEとAOSテクノロジーズは、Webカメラ付きの小型ペット用自動給餌機「iSeePet2004(Ver.2.0)」を11月22日に発売する。これに伴い4日、都内で発表会と機器のデモンストレーションが行なわれた。

 iSeePet2004は、小型犬や猫などのペット向けのWebカメラ付き自動給餌機器。既に販売されている旧モデル「iSeePet」同様、ルータなどの周辺機器や工事費をパッケージ化して販売されるほか、機器単体での販売も予定されている。価格はオープン価格で、実売価格は60,000円前後になる見通し。

 遠隔操作は、旧モデルと同じくパソコンや携帯電話から可能で、カメラの映像はパソコンからは動画を、携帯電話からは静止画を閲覧することができる。同社によれば、今後は携帯電話からも動画が閲覧できるよう検討しているとのこと。


デモには実際に2匹の犬が登場。左がジローで右がコロスケ 遠隔操作で出てきた餌を食べる2匹。あらかじめメロディを流すことで餌が出ることを憶えさせることができる。2匹はこの「iSeePet」で育ったとのこと

パソコンのブラウザ上から本体カメラの映像が確認できる 携帯からは静止画を見ることができる

 旧モデルのユーザーから要望の多かった意見を取り入れたという今回のiSeePet2004は、餌箱が取り外して洗浄することが可能になっているほか、ペットに与える餌の量が8段階に調節可能。利用可能な餌のサイズ幅も旧モデルの5~7mmから5~10mmへと拡大されている。旧モデルでは噛まれて切断するといった事例がごく稀にあったというEthernetケーブルは、電源ケーブルと束ねて1本の保護チューブでガードされている。ボディカラーは通常のパープルシルバーのほかに、「ブルー」「ホワイト」「オレンジ」の3色が用意され、模様も「花柄」「あしあと」「無地」の3種類から選ぶことが可能で、合計9通りのバリエーションをそろえる。また、ボディの着色・デザインはNTT-MEの窓口から申し込むことでオリジナルデザインに変更することも可能。その場合の追加費用は10,000~15,000円程度になるという。

 発表会で行なわれたデモには2匹の犬が登場し、遠隔操作でiSeePet2004からメロディが流れると素早く反応して近寄り、餌が出てくると勢いよく食べる様子を見ることができた。同時に、パソコンのWebブラウザ上に本体に付けられたカメラからの映像が映し出され、離れた場所からもペットの様子が手軽に確認できる様子が披露された。


取り外し、洗浄可能な透明トレイ CCDカメラとスイッチ類。CCDカメラは130°の角度を撮影できる

コネクタまで一体化したイーサネットケーブルと電源ケーブル。かなり丈夫にできているという 本体側差込口。規格は通常のものが使われている

上蓋を開けたところ。開いている状態では機器は動作しない 本体色のほか、模様も3種類から選べる

関連情報

URL
  iSeePet
  http://www.iseepet.jp/
  ニュースリリース
  http://www.ntt-me.co.jp/news/news2003/nws031104.htm
  関連記事:ペットの餌やりもWebから!Webカメラ付き自動給餌機「iSeePet」
  http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/1114/pet.htm


( 太田亮三 )
2003/11/04 21:16

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