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六本木ヒルズでRFIDを使った情報提供サービスの実証実験


 経済産業省は、RFIDと携帯電話を使ったワイヤレス・タウン情報提供サービス実証実験「R-クリックサービス」を、六本木ヒルズにおいて1日から開始した。モニターを4,500名募集する予定で、先行予約は終了しているが、8日から会場にて当日申し込みを受け付ける。実験は2004年2月1日まで。

 R-クリックサービスは、2003年度のe!プロジェクトの1つである「多機能都市街区におけるマルチデバイス環境を活用した高度な情報提供サービスの基盤の構築に関する調査研究」として行なわれるもの。「R-クリック」と名づけられた発信機型RFID端末を所持したモニターに対して、時間や場所、属性に応じたタウン情報を携帯電話に送信する。R-クリックのRには、RFIDとRoppongiの2つの意味を込めたという。

 実験は、特定のエリア10カ所でR-クリックのボタンをクリックすると、周辺情報が携帯電話に送信されてくる「ここだけクリック」、プラズマディスプレイ2カ所の前でR-クリックのボタンをクリックすると、表示されているCM情報が携帯電話に送信されてくる「みてとるクリック」、六本木ヒルズ内を歩いていると自動的に周辺情報が携帯電話に送信されてくる「ぶらっとキャッチ」の3つ。送られてくる情報には、その日のイベント情報や六本木ヒルズのマメ知識も含まれている。


関連情報

URL
  報道発表(経済産業省)
  http://www.meti.go.jp/kohosys/press/0004654/
  R-クリック
  http://r-click.jp/


( 岡田大助 )
2003/11/04 13:03

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