総務省は7日、ケイ・オプティコムと大阪メディアポートが9月12日に行なった合併申請について認可を行なったと発表した。これに伴い、両社は12月1日付けでケイ・オプティコムを存続会社とした吸収合併を行なう。
今回、合併が認可されたケイ・オプティコムと大阪メディアポートの2社はともに関西電力出資の通信会社。ただし、ケイ・オプティコムが関西電力の100%子会社なのに対し、大阪メディアポートは関西電力(99.42%)のほか、NEC(0.58%)が出資を行なっているが、ケイ・オプティコムによれば、合併後は関西電力の100%子会社になる見込みだという。
また、合併後のサービス提供の変化についてケイ・オプティコムでは、個人向けインターネット接続サービスについては当面変化はないという。一方、法人向け接続サービスでは両社のサービスを統合することで、提供メニューの拡充が可能だという。なお、両社が持つネットワークの統合も行なっていき、関西地域を幅広くカバーするネットワークが構築していく方針だ。
なお、合併後の社名は、存続会社であるケイ・オプティコムの商号が引き続き使用される。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.soumu.go.jp/s-news/2003/031107_4.html
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( 村松健至 )
2003/11/07 20:08
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