東京電力が運営する光ファイバサービス「TEPCOひかり」は、5GHz帯を利用した上下とも最大30Mbpsの無線アクセスサービス「5GHz無線タイプ」を12月1日より開始する。これに先立って11月20日より電話によるサービスの相談受付を開始する。
5GHz無線タイプは、5.03~5.091GHzの5GHz帯を利用した無線アクセスサービス。IEEE 802.11aに準拠しているが、市販されているIEEE 802.11a準拠の無線LAN機器とは利用する周波数帯が異なる。サービスの対象はマンションなどの集合住宅向けで、近接する電柱などに基地局を設置、ユーザー宅へアンテナユニットと室内ユニットを取り付けることで、上下とも最大30Mbpsのインターネット接続サービスが利用できる。
サービス提供エリアは東京23区、武蔵野市、三鷹市、調布市の一部地域で、今後は東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県でのサービス拡大が予定されている。申し込みにあたっては、マンションに5GHz無線タイプ用の基地局が設置されている必要があるが、対応マンションであれば戸別に契約が可能だという。
プロバイダーはPowered Internet(POINT)が12月1日より対応するほか、@nifty、BIGLOBE、ASAHIネット、ODN、ParkcityNet、リンクラブが対応を予定している。また、対応プロバイダーは順次拡大していく予定だという。なお、POINTの対応プランは月額料金が機器レンタル料金を含み4,050円、初期費用が12,000円。
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東京電力が示す接続イメージ図
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.tepco.ne.jp/information/release/03111201.html
関連記事:パワードコム、上下とも最大30Mbpsの5GHz無線アクセスサービス[Broadband Watch]
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/3308.html
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( 甲斐祐樹 )
2003/11/20 15:14
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