KDDIは20日、「KDDIストリーミングサービス」のオプション新機能として、デジタル著作権管理(DRM)機能を21日から提供すると発表した。初期費用は50,000円、ライセンス料は月額200,000円から。
KDDIのDRMシステムは、Microsoft Windows Media Rights Manager 9をベースにしたもので、ストリーミングコンテンツのライセンス発行から配信までを統合して提供する。コンテンツプロバイダは、既存サイトにKDDIが提供するモジュールを組み込むことで対応可能。著作権保護と認証・課金システムを容易に連携できるという。決済システムはKDDIの決済ゲートウェイサービス「PayCounter」のほか、他社ISPの決済システムとの連携も可能だ。
KDDIによれば、コンテンツの再生回数や有効期間などの条件をコンテンツプロバイダ側で設定できるのが同社サービスの特徴だという。なお、DRM機能はストリーミングサービスのオプションとして提供するが、ダウンロードコンテンツにも対応可能だとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2003/1120/besshi.html
関連記事:KDDI、デジタル著作権管理システムトライアル実施
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0425/kddi.htm
( 永沢 茂 )
2003/11/20 16:26
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