エッジは27日、同日開かれた取締役会において、社名を「株式会社ライブドア」に変更する方針を固めた。変更日は2004年2月1日を予定しており、12月19日に開催される株主総会で決議する。
エッジでは社名変更の理由について、「今後はポータルサイト『ライブドア』を軸にさまざまな革新的なインターネットサービスを提供していくことを考えており、このような当社の変革を広く印象づけるため」と説明している。
エッジは当初、Webシステム開発やサーバーホスティングなどの事業を中心に手がけていたが、その後ソフトウェア開発会社や通信事業者などを買収しながら事業を拡大。2002年10月に経営破綻したライブドアから無料ISP「livedoor」の営業譲渡を受け、ネット接続サービスやポータルサイトとしてサービスを展開中だ。
【以下19:32追記】
社名変更後は、Web上で提供する全てのサービスをlivedoorへ統合し、各サービスごとに発行していたIDを「livedoor パスポート」に一本化する。エッジによれば「統合によりlivedoorは会員数250万人のポータルサイトになる」という。
統合の対象は、アスキーストア、プロジーストア、ぽすれん、おはがき.com、オンザベイ、、ネットバード、livedoor プライス、livedoor ストア、ivedoor グルメ、てるみ、livedoor キャリアー、livedoor ナビゲーション、livedoor ガールズ、livedoor blog、livedoor BBS、livedoor 接続サービス(ISPサービス)、livedoorトラベル、livedoor SIPフォンといったサービス。統合後は各サービスの名称変更も予定している。
エッジでは、Web上のサービスだけでなく、LindowsOSやプロジーブランドで提供するパッケージソフトのユーザー登録用IDも登録する予定だ。
関連情報
■URL
ニュースリリース(社名変更)
http://corp.livedoor.com/pressroom/pressrelease/content?id=228
ニュースリリース(サービス統合)
http://corp.livedoor.com/pressroom/pressrelease/content?id=229
関連記事:ライブドアが民事再生法を申請
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/1031/ldoor.htm
関連記事:livedoor、営業譲渡にともなうインフラの移行始まる
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/1112/live.htm
関連記事:ライブドアは破綻したが無料ISPモデルは今後も通用する
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2002/1111/edge.htm
( 鷹木 創/永沢 茂 )
2003/11/27 16:16
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