フュージョン・コミュニケーションズは、12月15日より同社のIP電話サービス「FUSION IP-Phone」と携帯電話の相互接続を実施する。FUSION IP-Phoneから携帯電話への通話料金は1分18円。
フュージョンではこれまで、海外の中継事業者を介する方式で携帯電話への発信サービスを提供していたが、この方式では番号通知ができないほか、発信の際にも「010-81」の後に、最初の「0」を除いた携帯電話の番号を続けてダイヤルするという操作が必要だった。
今回の相互接続ではIP電話網と携帯電話網を相互に接続するため、050番号の通知が可能になるほか、携帯電話番号をそのままダイヤルして通話できる。また、逆に携帯電話からFUSION IP-Phoneへ通話することも可能になる。
通話料金は1分18円で、同様のサービスを提供しているKDDIの30秒10円、NTT Comと日本テレコムの1分19円よりも安価に設定された。また、従来から提供している海外経由の方式も1分20円から1分19円へ値下げされ、引き続き提供される。なお、070から始まるPHSは、どちらの方式でもサービスの対象外となる。
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ニュースリリース
http://www.0038.net/press/nw031201_1.html
関連記事:フュージョン、「FUSION IP-Phone」が携帯電話への発信に対応
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0522/fusion.htm
関連記事:日本テレコム、12月1日よりIP電話と携帯電話・PHSの相互接続を実施
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2003/11/25/1242.html
関連記事:NTT Com、IP電話と携帯電話の相互接続を11月5日より開始
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2003/10/28/913.html
関連記事:KDDI、IP電話と携帯電話・PHSの相互接続を11月1日より開始
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2003/10/23/855.html
( 甲斐祐樹 )
2003/12/01 17:13
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